【質問者】

辻井優希：1年　制作チーフ/照明/舞台美術

 

【参加者】

岸根晃：1年　舞台美術チーフ/役者

本橋優：1年　音響チーフ/舞台美術/web

辻井優希：1年　制作チーフ/照明/舞台美術

 

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――今はどんな作業をしている段階ですか？

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本橋：音響は、音を永田さん（4年 本公演の作・演出）が早めに出してくださったので、分担を決めて、それぞれ音源を探して用意しています。そして各々フィードバックをもらって、音が決まっていくという段階です。上がっているのを見る限りは全然ちゃんと進んでいるし、初めて参加した上島くん（１年 音響/舞台美術）がまあ優秀で優秀で（笑）。仕事のできる男、上島だったので。

辻井：これ絶対載せなきゃいけないところだね。

本橋：「仕事のできる男、上島」は是非書いてあげてください（笑）。

一同：（笑）。

本橋：木内さん（4年・前音響チーフ）はもう…できるのが当たり前なお方なので。全然問題ないですね。

辻井：では、舞美（舞台美術：以下、舞美）の方はどうでしょう。まあ私たち（本橋・辻井）も所属しておりますけれども。

岸根：舞美は一応会議が終わって、舞台案と大道具も一通り決定したので、今は実際に購入したり、材料の具体的な必要量を計算したりしている段階です。

辻井：制作は色々と同時進行で作業を進めています。この座談会企画も動かしているし、フライヤーの折り込みだったり、ＤＭ関連の作業だったりと色々やっている段階ですね。多分スタ入り前までが一番忙しくなりそうなので、ここが正念場だと思って頑張っています！

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――今までの部署の作業で一番大変だったことは何ですか？

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岸根：舞美は、舞台案を考えることとか、探す…っていう作業が今までで結構大変だったと思うんですけれど、一番大変になるのはこれからで。多分スタ入りして、タタキの一週間前くらいから舞美で軽く始めたいなと思っているので、もっとこれから大変になっていくかな…と思います。

辻井：恐ろしいですね。

本橋：怖いね～、三人とも舞美ですからね。また別の意味で怯えているもん。

辻井：本当だよねえ。チーフの発言怖いなあ（笑）。

本橋：今回、私の場合はずっとチーフをやっていた木内さんも一緒で、（木内さんが）卒業する前から引き継ぎ、という形でチーフを継いだので。仕事場も、上島くん以外は今まで自分がずっと指示に従っていた先輩方なんですよね。だから、多分先輩たちが自分で指示出した方が絶対スムーズに出来るとは思うんだけど（笑）、私が作業を覚えられる環境にしてくれているので。それにはちゃんと応えられるようにしたいなと思いつつ、もう既に色々とやらかしてちょっと辛いな…って感じです。あとは、仕事の量を決めるのが思ったよりも大変だったかもしれない。（劇で使いたい）音が沢山あって、それをラインナップにして各メンバーに割り振るっていう作業をやったんだけど、音によっては探しにくいものもあるし、ちょっと探したらすぐ出てくるような簡単なものもあるから、そういうバランスも考えて…。上島くんは初めてだし、そういうのを考えて振っていったら思ったよりも凄く悩みました。そこが大変だったかなあ。

岸根：じゃあ辻井さんは？

辻井：振りが雑だね（笑）。制作…私は、他部署で7月10月とジュンヌで公演を経験したんだけれども、制作の仕事は今回ほぼ一から学ぶ感じだったので、まずそこが大変だったかなあ。廣渡さん（4年・前制作チーフ）が丁寧な引継ぎ資料を作ってくださったんだけど、用語が分からないようなところから始まったりするから…逐一質問しちゃって申し訳なかったなあ。

本橋：用語分かんない問題は音響もあるし、舞美もあるよね。

岸根：ある！

辻井：やっぱり演劇経験もないから、全て聞くって感じになっちゃった。あと、過去の公演を参考に、っていうのもわからないから…本当に先輩方には迷惑かけちゃって申し訳ないです。でも、本当に丁寧に教えてくださったこともあって、仕事として難しいことは少ない方かも。

本橋：とにかく総量が多くない？やることが（笑）。

辻井：たしかに。やることが多すぎるっていうのはあるかも。あと、難しい…とはまた違うかもしれないんだけど、他の大学の方と関わる部署ではあるから緊張する場面も多いですかね。

 

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――公演の中での各部署の推しポイント、見どころはどこですか？

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本橋：結構、永田さんが音をしっかり使っている作演さんだったので、クライマックスのシーンとかもこだわって探すことになると思います。そういうところの音がピタッとハマっていたら私たちもう嬉しいですね。

岸根：舞美は…今回、二階があるんですよ。

一同：あるね～。

岸根：落とし戸っていうのもあるんですよ。

一同：あるね～。

岸根：それを作るのがすごく大変なんですよ。それで結構（舞台が）大きなものになりそうな予感なので、二階の部分にちょっと注目してもらえたらなって思います。

辻井：制作としては、スタジオ入り期間中にそこまで仕事量がある訳ではないと思うので。まだどれくらいお客様を呼べる状況になるかは分からないですけれど、公演までにいかに宣伝できるかだと思います。当日、沢山のお客様に来ていただけたら、そこで制作としての仕事が一つ実った、と感じるのかな。あと、制作は公演当日の仕事もあるので、部署の皆と力を合わせて頑張りたいです。